Trees_of_Spring

2015/9~アメリカの大学院にて工学系の研究をしています。2016/7~シリコンバレー近辺のハードウェアスタートアップで製品の開発をしています。あんまり研究の話はなく個人的なことばかり書こうかと。こんなんですがトビタテ!留学JAPANという文科省のプログラムに採択されてありがたくアメリカで生活を送れています。何かあればどうぞ→Mail: tut.it.mus1c[あっと]じーめーるどっとこむ

Halloween

アメリカでの生活は1ヶ月も経つと語学面ではコミュニケーションにもあまり苦労を強いられることも無くなり生活も肌に馴染んできた。初めの何もかもが新鮮に感じられた時期はとうに過ぎて、同じような日々を過ごす感覚は日本のそれと変わらなくなりつつある。

 

案外こっちでの生活は居心地が良く、ホームシックにもならない。なんならあと数年こっちで暮らしても悪くないと思えてくる程だ。

 

もちろん、飯ならそこらのラーメンまがいの麺類やタイ米を使った料理なんかより武蔵屋だし吉野家の方が格段に安いし旨い。バスの運行も先進国とか言われているくせに未だに30分くらいは平気で遅れてフラストレーションを禁じ得ない。

 

けれども、そんな生活の不便さを差し引いてもこっちでの生活には有り余る良さがある。

 

その良さの一つは、留学という時間の特殊さだと思う。

 

これは海外旅行に行く時に、日本の事はすべて保留にしてパーーッと楽しもう。的な感覚に似ている。

 

僕は来年就活を控えている修士の1年で、再来週には中間発表があって、卒業までには単位を取って、研究もそこそこ成果を出して、就職先も探して…etc 

 

僕は今こんな日本で持っていた社会的な立場をすべて保留にしている。

 

一方アメリカでは、大学院の研究生としての身分はあるものの、良くも悪くも1年しかいなく、学位も取らない留学生に対してはあまり期待はされていない。

 

つまるところ、この1年で僕が果たさなければいけない社会的な責任はほぼ無い。(もちろん自分が立てた目標はあるけども)

 

今まで、所謂エスカレーター式で外から課せられた課題を綺麗にこなすことに粉骨してきた自分にとって、外からの干渉(親からも)がほぼ無く、自分の振る舞いを自分で考える必要がある環境は非常に特殊な時間だと言える。

 

何も大げさに留学してまで語るようなことじゃない。と言われるかもしれないが、意外と日本に居ながらにして自分の人間関係や立場を切り離して行動する事は相当なメンタルを持ってないと出来ないことだし、周りからの理解も得られにくいと思う。

少なくとも、僕には無理だ。

 

もちろん留学の目的自体には成り得ないだろうけども、留学をすることで副作用的にでも自分が一度日本の関係から離れて客観的に考える良い機会が得られる事は確かだ。

 

今週を振り返ると、ハロウィンという言葉に釣られて、新型のiphoneのコスプレを作ってパーティーに参加し、帰りには飲み過ぎた友人(初対面)を深夜に家まで送り届けるなど、考えたとは思えないしょーもない事に時間を割いてしまった感が否めないww

 

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(コスプレは仮装コンテストで優勝したから後悔はしていない!)

 

この先10ヶ月弱の特殊な時間、もう少し大切にしていこうと思う。